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Anilao実戦/07 Part2
2日目はDEEPな実戦。
さて、翌日のダイビングの開始です。
なんの実戦にしようかなあと考えつつ、海を見ると抜けるような青空。
あぁ気分は最高!…と言いたい所ですが
実は、ワイドに使用予定だったD70(右)のストロボまったく作動せず状態に。
昨日、車中にて組み立てた際、陸上にてテストしたんですが、まったく駄目。
色々試した結果、恐らくハウジング内部のコネクタかソケットに問題がある様子。
お手上げでした。。。。。゚(。ノωヽ。)゚。
6月に日本まで持っていって、別の箇所を修理したばかりなのに…
後日、また日本までハンドキャリーすることになったのでした(泣)
Mic21のY本さん、いつもお手数かけて申し訳ありません!!m(_)m
ですので、D70は全て自然光のみの撮影となりました(泣)
朝食の後、1本目に向います。
昨晩すっかり意気投合したイントラのAkiさんも同行。ガイドのマッコイとイントラの
Akiさん、それに賢2。な~んて贅沢、王様になった気分゚ヽ(´∀`。)ノ゚
1本目はやはりキルビス。
狙いは深場のハゼやハナダイ、それと今日はパンダ達磨です。
半島の先端がキルビス。
ここは50mから徐々に上がってくるスタイルです。時には激しく流れるポイントで、いつも波がうねっていてEnの前はいつも緊張します。
と、思いきや…ムチャベタ凪ぎ! こんなに静かなの初めてです~σ(・ε・`●)
こんなにコンディションいいキルビスは珍しいので、今回の実戦はDEEPの実戦と題しまして、かっきり50mから上がってくるまでの間に、果たして、どれくらいの被写体をどれくらい時間をかけて何枚くらい撮れるかドキュメンタリタッチ!でレポートしまっス。デコは多分20~30分出る予定ですので、最後は浅瀬でパンダ達磨を撮りながらの減圧予定です。
9:25AM
エントリー
9:29
なだらかなドロップオフを一気に50m位まで落下。
9:30
先ず1枚目。
アケボノハゼ(Purple Fire-goby)
ほんとうに綺麗なハゼですね…まさに水底の花火のようです。
写真はこれ1枚のみです。何故ならマッコイの合図でよ~く見ると、このアケボノの手前にホタテツノハゼが!かなり小さかったのでジワッジワッと詰めましたが、
玉砕。写真ならず。。。かなり粘ったのですが。。。゚(。ノωヽ。)゚。
9:42
なんと、もうこの時点で早速デコが出てしまいました。
ドロップオフを上がりながら48m付近で3枚撮影したのは
スジクロユリハゼ(Lined dartfish)
前回は鰭を全開にしてくれました。今回は…
…無理ですね。ここでデコがさらに増加。
こういう時は深度もあるのでさっさと諦めて次の被写体を探しましょう~σ(・ε・`●)
9:45
同じく45m付近で岩の窪みにこんなのが。先ずは1枚押さえておきます。
スミレナガハナダイ(Squarespotted fairy basslet)
1枚押さえたら、
しばらくファインダ越しに観察します。
動きをしばらく追っていると、たまに
動きが遅くなると言うか、ふっと軽くなる時
があるんですね。その時に備えて、
ピントはずっと半押しをキープ
です。
丁度、このアイコン→のように後退の動きを見せたらチャンス。
鰭全開ゲットォ~゚ヽ(´∀`。)ノ゚
撮影枚数4枚(1枚ピンボケ)
9:47
さくさく行くつもりが鰭全開の写真に結局2分程費やしてしまいました。
またまたデコを増やしてしまいました。。。。゚(。ノωヽ。)゚。
9:55
一気に何も撮らずに25mくらいまで上がりました。
根の付け根にはよくクダゴンベが見られます。
いつもイソバナなんかに付いてますが、この日はあっちに行ったりこっちに来たり、かなり元気な固体でした。撮影枚数3枚。
全身の写真をを押さえたくて、ここでも、2分ほど寄り道でした。
10:00
さて、マッコイはデコが気になるのか先に浅瀬に行ってしまいました。
同じく25m付近で撮影。ムチカラマツを良く見ると。。。
前回の背景の実戦には丁度いい被写体ですね。ただしデコ出てるので、
速攻速撮で。
イボイソバナガニ(Xenocarcinus tuberculatus)
先ずは黒抜き。1発で決まりました。
ムチカラマツの周りをくるっと体を入れ替えて、上から2枚。
今度は下から濃い青抜きで2枚。(内1枚ピンボケ) ダイコンのぴぴっという音が煩かったです。
そのままの態勢でもっと開いて3枚。(2枚ピンボケ) これは雌ですね。角が短いです。
憶えてないけど、1枚こんな構図でありました。
最後は上からボケの利いたのを1枚。
10:03
丁度10枚、後でダイコン見たら丁度3分、デコは20分程に増えてました。
ここから、一気に5m付近まで上がって、パンダダルマハゼを撮りながらの
減圧もしてしまおうというのが、本日のDEEPダイビングの実戦です
。
途中、ウミガメに出会いました。ワイドは先にパンダのポイントに行ったマッコイに持たせてたので、105mで顔だけ~σ(・ε・`●)
10:10 水深5.4m、パンダダルマのポイントに到着。マッコイは既に待ってました。
が、パンダ君、サンゴの中にいるんですが、なかなか出てくれません。
途中疲れたので、サンゴの横で
アカホシイソハゼ(Melasma pygmy goby)
なんか撮ったり。。。
オニカサゴ撮ったり。何も考えてないショットですな。
10:35 とっくに減圧終了、安全停止も終了。
諦めた時、やっと撮れそうな隙間に出てきてくれました。
何と25分も粘っていました。。。。
う~ん、証拠写真程度ですが何とか3枚だけ(9枚駄目、というかパンダ君の上にサンゴガニがへばりついてて写ってなかった。目では見えてるんだけど、写真はほとんどサンゴガ二のUP。ガックシ。。。。゚(。ノωヽ。)゚。
全然遊んでくれなかった
パンダダルマハゼ(Blackfin coral goby)。
それでも、なんとか前から。にしても意地悪なカニですね(笑)まあ~ご覧の通りブログに出すような写真じゃないんですが、一応ドキュメンタリーと決めたんで。なはは。
以上、1本目終了です。
潜水時間 73分 最大深度49.1m デコ20分
後で数えてみると、ブログに載せなかったハゼやらウミウシやら入れて、全部で撮影枚数40枚でした。思ったより少ないです。
こんなもんかいな?皆さんはどれ位撮られるんでしょうか?
キルビス横の入り江に船を止めて休憩です。。。
この時間が気持ちいい゚ヽ(´∀`。)ノ゚。
賢2のボートダイブの必需品。
フォトビューアをMP3代わりに。
曲はメタリカとかノラジョーンズとか(笑)
Akiさんと。そういえば、Akiさんは大きなカスリハタ追いかけて途中で居なくなってしまいました(笑)
警察の人がスノーケリングしてました。背中にはPOLICEの文字が。。。何故??
何かを調査しているそうですが。。。。
さて、2本目はキルビスから程近い、沈船ポイントのダリルアウトです。
マクロは割りと面白いポイントです。
前回は、K国人わんさか真っ盛り状態でしたが、今回は我々だけ。
なんと、ポイント近くに生簀が出来てました。。。ラプラプ(ハタ)の生簀だそう。
では2本目開始です。
今回は、写真は勿論ですが、Akiさんがガイディング用に作成している水中地図に記載の魚の種類なんかも調べる予定です。
沈船に到着。
マッコイが指差す先には。。。。
ん?何も見えないよ~。本当に初めは何か解りませんでした。
よ~く目を凝らすと。。。
カニハゼの超yg(Twinspot goby)。
本当に小さかったです。1cm位だったと思います。だってファインダを除くとどこにいるか解らない。で、マスク越に何とか確認して、ファインダ覗いてと繰り返し繰り返し、1枚目を撮るのにこんなに時間がかかったのは初めて。途中で目が回って窒息するかと思ったくらい~σ(・ε・`●)
大人のカニハゼは何度も撮りましたが、カニハゼの子供ってなかなか機会がないんで、撮れて本当に良かったです。
沈船にはハゼがたくさんいました。
ベニハゼ属の一種-A(Trimma sp)
シロオビイソハゼ、いわゆるネオンピグミー
ってやつですね。でも、この子は鰭が随分と長いです。何でだろ?
沈船の鉄骨には
リングアイピグミーゴビー(Ringeyepigmygoby)。
中性取りながら立ち泳ぎ撮影なので、難易度高いです。
アカホシイソハゼ(Melasma pygmy goby)
フィリピンのは透明感があって綺麗ですね。
同じく立ち泳ぎしながら、撮影。構図を見ると
どうでもいいや
というのがよく伝わりますね(笑)。
オレンヂのオオモンカエルアンコー。105mでかなり引きましたが、その時に後ろの鉄骨で頭をぶつけた、とても痛い作品です。。。。。゚(。ノωヽ。)゚。
もう、目に入るもの何でも撮ってますね(笑)。撮影枚数みても大体1~2枚ずつでした。
おおっ、これこれ。沈船からリーフに向かう途中でマッコイが発見。
物~凄~く細くて、ウミシダとの区別がつかず大変でした。構図にピントが来るまで粘りに粘った納得の1枚です。
ホソウミシダヤドリエビ?
イソギンチャクエビですね。割と好きなんですよ。
最後上がる寸前に、またまたカニハゼの幼魚を発見。
さっきのよりはちょっと大きくて撮りやすかったけど、それでも2cmくらい。
ファインダで確認できるサイズだから、撮りやすかったです。
以上、2本目終了です。
3本目は何処で潜ろうかな~と考えつつ
一旦、昼食を食べにサンビームへ戻ります。
↓次のページへ続く。。。。~σ(・ε・`●)
by
ken2hkg
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2007-10-07 13:58
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